金曜日, 3月 02, 2007

音楽とジーンズの不思議な関係:ベルボトム編

今で言うところのスキニージーンズは70年代のパンクスのユニフォームと前回書きました。

さかのぼってその少し前の60年代中期~70年代初頭、世界はフラワー・ムーブメントの真っ只中でした。


ウッドストック、ドラッグ、サイケデリック、ロングヘアー、ベルボトムetc・・・。

ヒッピー達が生み出したカルチャーの多くは人々を魅了しました。



彼らヒッピーや、ギター片手に反戦歌を唄い愛と平和を叫んだミュージシャン達はこのベルボトムに身を包んでいました。

その背景にはアメリカがベトナム戦争に介入し泥沼の様相を呈していたという閉塞的な時代背景があったのです。

ベルボトムやロングヘアーはこうした時代にあってまさに自由の象徴だったのです。


日本にもヒッピー文化は輸入され、フォークグループが一時代を築きました。


そしてロックミュージックのスタイルはよりハードに、より大音量が求められるようになって行きます。

そんななか登場したのがレッド・ツェッペリンでした。

彼らは70年代を代表するハードロックバンドですね。

今でも根強い人気があります。

誰もが一度はその音楽を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

ボーカルのロバート・プラントが愛用したのがまさにベルボトム。おそらくリーバイス646でしょう。

グラムロックに分類されるデヴィッド・ボウイもリーバイス646の愛用者でした。


リーバイス646というモデルは近年非常に人気があり、古着市場でもタマ数の少なさゆえに入手するのはあまり簡単とは言えません。

リーバイスからは復刻版が出されており、現代的シルエットを表現するためにローライズカスタムが施されています。

こちらのモデルも非常に人気があります。

ジーンズマニアが常に熱い視線を注ぐのがこのフレアタイプのジーンズといえるでしょう。


パンクスたちが愛したスリムにヒッピー御用達のベルボトム・・・。

ジーンズのシルエットや彼らの目指した音楽性・生き方には大きな違いが認められますが共通するアイコンはやはりジーンズです。

既存の社会体制に反旗を翻し、それをブチ壊そうとした彼らが選んだのが労働着とされていたジーンズなのです。

かつてジーンズが反抗・自由の象徴とされていた所以はこうしたところにあるといえるでしょう。

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