日曜日, 3月 11, 2007

色落ちのハナシpart3

ヒゲやアタリをくっきりとつけるにはどうすればよいのでしょう?


なるべく洗わないようにすることです。

これも非常に極端な一例ではありますが、買ってから一度も洗うことなく毎日毎日ただひたすら穿き続けるのです。


そうすると確実に濃淡のくっきりとしたヒゲやアタリが出てくるのです。

こうしたジーンズは非常にカッコいいものです。

ジーンズはその人の体型に合わせて多少伸縮するという性質を持っていますから、毎日穿けば穿くほどその人の体にあったカタチへと変化していきます。

夜寝るときでさえ穿いたままという方もいらっしゃるでしょう。

実際自分も早くいい色落ちをさせたくて寝るときもそのまま穿いていました(笑)


ただひとつ気をつけないといけないのはそのジーンズの生地の劣化の問題です。


人間は例外なく汗をかきます。

このやり方ではジーンズを毎日穿いているわけですから、当然ジーンズは大量の汗を吸収することになります。

大量の汗を吸ったデニム生地はどうなるのでしょう?

デニム生地は多くの場合綿100パーセントですが、この綿の繊維を構成するセルロースは汗に弱いという性質を持っています。

汗を吸収して劣化した生地は弱ります。

そして弱った生地はやがて破れにつながります。

つまり、穿きこみずっと洗わなければそれだけいい色落ちもしますがそのぶん強度は低下していくということが言えるわけです。

加えてニオイも発生することになります。

誰かに見せたくなるようないい色落ちをしたジーンズを作り上げたとしてもこれでは人が寄ってきませんよね。


色落ちと強度の維持の問題を両立させるのは実際に難しいところです。

まったく洗わないのはジーンズの寿命を縮めてしまうことにつながります。

かといって頻繁に洗いすぎるのもジーンズを穿く上で最大の醍醐味である色落ちを楽しめなくなってしまいます。


やはりジーンズは定期的に洗う方がいいようですね。

ガンガン穿いて汗やニオイが気になってきたらたまに洗うというような方法が個人的にはいいような気がします。

このあたりはあまり神経質になる必要はないでしょう。


それに何をもって“いい”色落ちとするかは考え方次第だとも思います。

白っぽい平面的な色落ちを好む方もいるだろうし、濃淡のくっきりついた“鬼ヒゲ”が好きという方もいるでしょう。

ジーンズの楽しみ方は千差万別であるはずです。

ルールはないのだしスキに穿けばいいのです。

それこそがジーンズの持つ自由なスピリットを体現する方法であるはずです。


現在はジーンズ専用の洗剤なんていうのも売られていますからそういったものを使ってみるのもひとつのテではあるでしょうね。

0 件のコメント: