前回のつづきです。
ジーンズは“こすれ”や摩擦によって色落ちするのですが、そうした物理的な接触以外にも色落ちを見せます。
“洗濯”はそのひとつです。
衣類を洗濯するという行為はだれもが普通にやることですよね。
洗濯によってもジーンズは色落ちします。
もっともこれはすべての衣類に共通していえることでしょうね。
色の濃い衣類を白いシャツと一緒に洗濯して色移りさせてしまったという失敗をしたかたも多いと思います。
ジーンズも染色されている以上、洗濯による色落ちは必至です。
しかし“いい”色落ちをさせようと思えばそれなりに洗い方にもこだわる必要があります。
極端な例をひとつ。
たとえばジーンズをまったく穿かずに毎日洗濯したとします。
すると色落ちは洗わない場合に比べて格段に早くなりますが、平面的な色落ちをするのみで全体的に白っぽくなっていきます。
通常穿いていればできる“ヒゲ”や“アタリ”ができないわけです。
“ヒゲ”とは脚の付け根付近にできる横方向に走る筋のような色落ちとでも言えばいいでしょうか?
ちなみにヒザの裏にも“蜂の巣ヒゲ”なる網目状のヒゲができたりします。
“アタリ”とはポケットにいれた財布のかたちが浮かび上がるような色落ちやヒザ頭の色落ち、裾のたるみにできる波状の色落ちの総称と考えていただければいいでしょう。
つまり洗濯の頻度が多ければこうしたヒゲ、アタリの濃淡はつきにくくなってくるのです。
もしもヒゲやアタリをくっきりつけようと思えばどうすればいいのか?
色落ちのハナシはまだ続きます。
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